ワーキングホリデーならばスペインで仕事をするための許可がもらえます。
労働許可(ビザ)の面は問題なしのワーキングホリデー、スペインに滞在する場合どんな仕事を探せばいいでしょうか?
ワーキングホリデービザで出来そうなスペインの仕事って何?
スペインは皆さんご存知の通り、失業率が20%前後の国です。
若者に至っては、2人に1人つまり50%が失業をしていると言われ、更に大学生などが気軽に出来る1日数時間や週末だけのアルバイトの仕事も殆どありません。
そんななかなか厳しい労働状況のスペインですが、日本人はどんな職に就くことができるのでしょう?
スペイン在住者で、10年以上スペインで仕事をし転職をしてきた経験から、ワーキングホリデービザ所持者が可能性のありそうな仕事をシリーズ記事「ワーホリ向きの仕事って?」で紹介していきます。
まずは飲食業界から!
レストラン・バル・カフェなどの飲食業
腕がモノをいう世界なので、スペイン語や英語がそれほど出来なくとも、優秀な調理師であれば需要はあり!
また、皿洗いを含めた調理補助はそれほど高度なスペイン語はいりませんし、日本人だけの店ならば日本語ONLYでも大丈夫かも。
ただ接客の仕事となるとスペイン語力は必要になってきます。
日本食の調理師や寿司職人
求められるスペイン語力:初級(A1、A2)以上
スペインでも和食がかなり定着し、日本食レストランに行くことは割と日常的な風景です。スーパーでもしょう油やわさび程度は購入でき、中には出来合いのお寿司を売っているところも。
日本食レストランだけではなく、アジアンレストラン・ホテルのレストラン・バルのタパスに寿司や和食テイストの料理があってもおかしくない今、寿司や和食が出来ると売り込めること間違いなし!
日本人ならば寿司は出来ると思っているスペイン人は多いので、和食が専門でなくともプロの調理師であれば日本を発つ前に寿司や和食のレシピを練習しておくと良いと思います。
和食以外の調理師
求められるスペイン語力:中級以上(B1、B2)が望ましい
和食以外でもフランスなどでは日本人の調理師が大活躍。日本人は腕が良いと知られているので、後は実力を見せるのみ!
調理場はスペイン人ばかりあるいはスペイン語のみの環境になるので、いくら料理の腕に自信があっても多少のスペイン語力は必要だと思います。
ホテル・ケータリングの調理師
求められるスペイン語力:中級以上(B1、B2)が望ましい
近年ちょっとしたパーティや結婚式の食事に和食っぽいものが出てくることは結構あります。継続は難しくても単発やヘルプの仕事があるかもしれません。
パーティ用&ケータリング用の寿司や和食を作りますと売り込んでも良いと思いますが、コネやつてがない場合は探す事は少し難しいかも? また売り込みをする場合は報酬の交渉なども必要なので、スペイン語の日常会話は必要です。
ホールスタッフ(ウェイター・ウェイトレス)
求められるスペイン語力:中級以上(B2)
日本食レストランならば、ホールのサーバーに日本人を雇ってくれそうな可能性大。
馴染みのある日本食ならばメニューも覚えやすく何より料理の説明が出来るのは高ポイントです。お店にとっても日本人がホールに立ち接客してくれるのはお客さんに対しても好印象です。
予約の電話や注文を取るだけではなく、料理に関する質問を受ける事も多いので、ある程度のスペイン語力、そして食材の名前や調理方法は覚えておく必要があります。シェフが日本人でない場合はキッチンとの意思疎通も大事です。
日本食レストランでなくとも、英語やその他の言語に堪能であれば、外国人客や観光客の多い場所のカフェ・バル・レストランなどもねらい目です。
皿洗・掃除・調理補助
求められるスペイン語力:初級(A1、A2)~
プロの調理師まではいかないけれど、アルバイトでキッチンスタッフをやっていた人。
スペイン語はまだ苦手だけれどとにかく仕事をしながらスペイン語を覚えたい人は皿洗いや掃除の雑用係から調理補助スタッフとして働き始め、時期が来たらもっとスペイン語を使えるホール・スタッフになりたいと言ってみるのも良いでしょう。
番外編?カクテルバーやクラブ
求められるスペイン語力:中級以上(B1、B2)が望ましい
お酒が好き、踊るのが好き、夜遊びが好き、ノリが良くて夜遅い仕事でもOK!と言う人は、ちょっとオシャレなクラブやカクテルバーなんかもいいかも。
特に女性は日本人というエキゾチックな見た目でそれだけでポイントアップ。ただしクラブによっては音楽がうるさくお客さんの注文も聞き取りずらい場合もあります。お酒やカクテルの名前はしっかり覚えましょう!
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