スペインのワーホリビザの申請条件とは
2017年6月28日にスペインのワーキング・ホリデービザの申請条件やビザ申請に必要な書類が発表されました!
条件はとてもシンプルで普通に日本で生活している日本人ならばクリアできそうなものです。
まずは下記の条件をざっと読み、その後実際に必要な書類などはスペイン大使館のワーキングホリデービザのページにて確認してください。
1)日本在住の日本国籍保有者のみ申請可
例えば、日本在住の日本人であっても、他国に居住あるいは留学生として長期滞在していた場合は申請は不可です。申請時点で日本に3ヶ月以上日本に居住していることが条件なので、しばらく時間を空けましょう。
例えば、
スペインで長期留学→日本に帰国→ワーキングホリデービザ申請→スペインに再度渡航
という場合は、日本帰国後3か月以上経ってから「ワーキングホリデービザ申請」をすれば問題なしです。帰国後すぐに住民票登録をしましょう!
2)年齢制限は18歳~30歳
また年齢制限の上限にあたる30歳は、申請時にギリギリ30歳であればセーフ。スペイン渡航時に31歳の誕生日を迎えていてもOKです!
3)被扶養者を同伴しない
ビザは申請者のみに与えられるという事ですが、例えば夫婦やカップルで夫や彼女のスペイン留学についていくために、妻や彼氏がワーキングホリデービザを取得…というのは可能だと思います。もちろん申請は別々ですが。
4)十分な資金があること
フライトチケット購入資金+スペイン入国後初めの3か月の生活費(1か月600ユーロ=合計1800ユーロ)があると証明できること。もちろん銀行残高は多い方が良いです。
またこの「1か月600ユーロ」というのは長期学生ビザ申請と同じ額で、スペインの物価指数によっては今後変更可能性もありです。
5)滞在延長不可&スペイン入国から1年以内に出国
ワーキングホリデー滞在期間の最長1年を過ぎる前にスペインを出国あるいは日本に帰国する意志のあること、スペインでの滞在延長はしないことが条件です。
スペインで仕事をしたい、1年以上滞在したいと思っている方にはワーキングホリデービザではなく、長期学生ビザの取得がベター。
ワーキングホリデー後どうしてもスペインにまた長期滞在したい場合は、スペインの学生ビザを取得する方法もあります。
6)スペインのワーキングホリデービザを過去に発給されていないこと
これはスペインと日本のワーキングホリデーが始まったばかりなので殆どの人が問題なしですね。他の国のワーキング・ホリデービザは問題になりません。
7)健康診断書の提出&事故・病気・ケガは自己責任
スペイン大使館が用意している健康診断書の提出が義務付けられています。指定病院はありませんが、病院で予約を取る際にいくらぐらいかかるのか、そしてスペイン大使館が用意している健康診断書に記入、署名、捺印してもらえるか確認しましょう。
スペイン長期学生ビザや短期学生ビザとは違い、スペイン滞在期間をカバーする海外旅行保険や海外留学保険は義務ではありません。
ただし保険に加入せずに、ケガ・病気・死亡の場合は自己責任となります。スペインのバルセロナには日本人の医療保険エキスパートがいるので、到着後に相談するのも良いかもしれません。
8)犯罪経歴がないこと
条件には犯罪経歴を有さないこととありますが、実際に犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)を提出する義務はないようです。
9)パスポートの有効期限は1年以上
パスポートの有効期限はスペイン入国日(入国予定日)から1年以上のもの。また、余白ページは最低2枚必要です。出張や海外旅行が多く、余白があまりない人はワーキングホリデービザ申請前にパスポートの余白を増やしてもらいましょう。
10)語学留学の期間
語学留学が出来る期間はスペイン大使館のサイトなどでははっきり記載がありませんが、ワーキングホリデー計画書(旅程日程表)には3ヶ月以内の期間を書いた方が良いとされています。
3ヶ月以上語学学校に通う場合も、計画書には3ヶ月と書くことをお勧めします。
ワーキングホリデービザの申請方法、必要書類、書類記入方法などはこちらをご覧ください。
コメント